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黒ブドウ品種

黒ブドウの果肉は、白ブドウと同じように淡い色をしています。しかしその濃い色の果皮に、発酵中にワインに加わるブドウの色素とタンニンが含まれているのです。ブドウ品種には、色素やタンニンが他と比べて非常に濃い品種があり、そういった性質により生産されるワインの特徴も左右されます。また生産量を大幅に縮小することで、ワインの品質の明白な向上がみられます。

フランスで栽培されているブドウ品種のカタログは、フランスブドウ・ワイン研究所(ITV)のサイトでご覧になれます:www.vignevin.com

カベルネ・フラン種

カベルネ・フラン種は、その交配種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種とはあまり似ていないですが、より重厚で早熟な品種で、ロワール地方の赤の代表格です。ボルドー地方など一般的にフランス南西部では、2番目に評価が高いです。フランスはカベルネ・フラン種の第一生産国であり、全世界での栽培面積45,000ヘクタールのうち36,650ヘクタ-ルをフランスが保有します。またこの品種は北イタリアやオーストラリアでも栽培が行われています。熟成に向いたワインですが、そのタンニンはカベルネ・ソーヴィニヨン種よりも柔らかく、若いうちはより繊細でまろやかな味わいを醸し出します。その象徴的な味わいの表現はロワール地方で最もよく造りだされ、特にソーミュールやシノンなどが有名です。美食家ラブレーの時代以来、そのフランボワーズやさくらんぼ、甘草を思わせるアロマとその繊細なバランス、そしてしなやかなタンニンは人々にこよなく愛されてきました。また、これは熟成にも非常に向いている品種です。

この品種の栽培地は?

ボルドー、シャラント、ラングドック-ルシヨン、南西地方、ヴァル・ド・ロワール

カベルネ・ソーヴィニヨン種

今や世界中で知られる品種となったカベルネ・ソーヴィニヨン種については、特に述べることはないでしょう。初期にはメドック地方から生産が始まったとされ、メルロー種とのブレンドによって最適な味わいの表現が得られます。特徴的な緑胡椒のアロマを持ちますが、革、杉、スパイス、黒い果実等他のニュアンスを得るために、ワイン生産者はタンニンと熟成期間とのバランスを学んできました。その締まったタンニンによって与えられるこの豊かで複雑で豊かなアロマと長期間の熟成が期待できるその素質は、ボルドー地方のワインを通して世界中で評価を得てきました。また、このブドウからは若いうちに飲まれるタイプの素晴らしいワインが造られており、ラングドック地方などで成功しています。モルダビアから南アフリカまで少なくとも全世界の170,000ヘクタールでカベルネ・ソーヴィニヨン種栽培が行われています。果皮の固い晩熟な品種で、最適な成熟を行うためには温暖な気候が必要とされます。フランスでは、ボルドー地方より北部ではロワール川中流域などの温暖な地域で栽培されています。

この品種の栽培地は ?

ボルドー、シャラント、ラングドック-ルシヨン、南西地方、ヴァル・ド・ロワール

カリニャン種

カリニャン種はそのイメージに大きな問題を抱える品種です。高い収穫量があったため、ワインの大量生産用また低品質のテーブルワイン用として長く使用されてきました。しかし、今日ではこの品種の長所が大きく注目されています。霜には強いですが、熟期が遅いので完全に熟させるため温暖な気候で栽培され ます。このため、地中海沿岸部が非常に適しているとされています。収穫量は30-70 hl/haと抑えられ、プリオラートで現在も生産されているこのスペイン産の品種は、グルナッシュ種のような品種とブレンドされることで、ほどよい酸味をもつ 色合いの深い見事なワインを造り出します。最高のテロワールで造られる際、フィトゥー、ルシヨン、コルビエールやコート・ド・プロヴァンス等のはっきりした特色をもつブドウ畑にとってこの品種は良い選択となります。また、締まったタンニンと共に赤い果実やスパイス、ガリーグ(地中海低木林)を思わせる魅力あるアロマを持ちます。世界での生産は160,000ヘクタールにも及び、遠く離れた西ベンガル地方でも栽培が見られます。

 

 

この品種の栽培地は ?
ラングドック-ルシヨン、プロヴァンス、ヴァレ・デュ・ローヌ

サンソー種

かつては大量に栽培されていたサンソー種も、今日、フランスでは19,000ヘクタールしか栽培されておらず、世界全体では45,000ヘクタールです。香りがありバランスのとれたワインが造られ、プロヴァンス地方など地中海沿岸で造られるロゼワインの生産によく使用されます。桃、フランボワーズ、イチゴを思わせるその素晴らしいアロマは、そのまろやかな風味と軽い酸味と共に夏のロゼワインに理想的とされています。この品種は、痩せて乾いた土壌で最高の結果を生み出します。また、グルナッシュ種とシラー種とブレンドされた場合には、ミネルヴォワ、リラック・・・、そして、かの有名なシャトーヌフ・デュ・パプなどのアペラシオンに見られる素晴らしい赤ワイン用の品種となります。サンソー種から造られるワインは、アルコール度の高いグルナッシュ種や収斂性のあるカリニャン種とのブレンドにより、しなやかでバランスのとれたワインになります。

この品種の栽培地は ?

ラングドック-ルシヨン、プロヴァンス、ヴァレ・デュ・ローヌ

ガメイ種

Photo Institut Français de la Vigne et du Vin. ガメイ種はガメイ・ボジョレー種とも呼ばれ、この品種とその地域を切り離すことができないことをはっきりと示しています。世界で生産されているガメイ種のうち60%がボジョレー地方で栽培されており、その花崗岩質土壌からは優れた味わいの表現を作り出すワインが生産されます。またブルゴーニュ地方やロワール川流域地方でも栽培しており、北部の気候がこの品種に適しているとされています。フルーティーでフレッシュなアロマは、ブラックベリーやさくらんぼ、イチゴ、西洋スグリといったように幅広く、茶目っ気のある魅力的なワインとして特徴付けられています。軽いタンニンはそのフルーツ感を強く出すと同時に、わずかな酸味によって強調付けられ、冷やしておいしく飲めるあらゆるタイプの料理に合うワインとなっています。この特徴を生かすために造られるボジョレー・ヌーボーには、品種の個性がよりよく表れています。.

この品種の栽培地は ?

ボジョレー、ブルゴーニュ、サヴォワ、南西地方、ヴァル・ド・ロワール

グルナッシュ種

Photo Institut Français de la Vigne et du Vin. 中世に地中海沿岸を支配していたアラゴンを原産とするグルナッシュ種は、南フランスの高貴品種のひとつです。病気に弱い品種ですが、ラングドック地方やヴァレ・デュ・ローヌ地方の風の強い気候がこのぶどう種を病気から守ります。栽培面積は約88,000ヘクタールを占め、地中海沿岸の全アペラシオンで栽培されています。痩せて熱く、砂利を含む土壌に育ちます。ヴァン・ドゥー・ナチュレル(天然甘口ワイン)はグルナッシュ種の高い天然糖度によって特徴づけられていますが、この品種は数多くのアペラシオンのワイン生産にも使用されており、ワインをよりおいしくするため、よくシラー種とブレンドされます。深みのある色を持ち、力強く芳醇なグルナッシュ種は、赤い果実やプラム、スパイスのアロマをもち、熟成に従って、モカ、チョコレート、フルーツ・ジャム、タバコを思わせるアロマを生み出します。

この品種の栽培地は ?

ラングドック-ルシヨン、プロヴァンス、ヴァレ・デュ・ローヌ

 

グロロー種

半甘口のロゼ・ダンジュでよく知られるグロロー種は、今日、繊細でフルーティーな赤ワイン用として、またロゼ・ド・ロワールAOC(辛口)やソーミュールAOCのスパークリングワイン生産にも使用されています。スミレ、西洋スグリのような小さな赤い果実や紫の果実を思わせるアロマを醸し出します。グロロー種は常にフルーティー、また繊細なアロマでタンニンの骨組みがあまり感じられないため、若いうちに飲まれるワインです。

この品種の栽培地は ?

ヴァル・ド・ロワール

マルベック種(または、コット種)

;マルベック種は、フランス南西部ではコット、オーセロワとも呼ばれることが多く、ネアブラムシ虫害以前にこの地方で最も栽培されていた品種です。南西部原産のプリュヌラール種とネグレット種の直系です。マルベックが収穫高の少なくとも70%を占めるカオールでは、栽培・ワイン製造技術によって、優雅で香り高く、長期熟成に耐えるワインを造りだしています。この地方ではマルベック種のフルーティーな面を強調したカオールも造っており、これは若いうちに飲まれます。栽培面積は6,200haで、フランスは今日、アルゼンチンに次ぐ世界第2のマルベック種の生産国です。そしてカオールは歴史的にも、常にフランス第一の生産地です。

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南西地方

メルロ種

19世紀まで二流品種と考えられていたこの品種に、このような大きな将来性があったとは誰が予測できたでしょうか?全世界での栽培は200,000ヘクタールに及び、フランスがそのうち114,000ヘクタールを占めています。この品種は世界のブドウ栽培の王様と言えます。ボルドー地方からアデレード、サンタ・ヘレナそしてメンドーサと、まったく違う様々な生育条件や気候に問題なく適応します。しかし一方で、最高のメルロ種の生産地はポムロールの小さな村であるとも言われています。力強く早熟なこの品種は、リブルネ地区のように深く冷たい土壌をもつボルドー地方でよく成熟します。メルロ種には、たくさんの注目すべき点があります。美しく深みのある赤色、少しスパイスの効いた赤い果実やプラムを思わせる広くかぐわしいアロマ、まろやかであっても存在感のあるタンニンによる、力強くそれでいて繊細な骨組み。カベルネ・ソーヴィニヨン種を引き立たせるため、メルロ種がよくブレンドされます。これはメルロ種にさらなる将来性があることをはっきりと示しています。

この品種の栽培地は ?

ボルドー、シャラント、南西地方

ムニエ種

Photo Institut Français de la Vigne et du Vin. おそらくピノ・ノワールの変異種で、綿毛におおわれたように葉の裏が白いためムニエ(粉屋)と呼ばれるこの品種は、19世紀まではイル・ド・フランスからロレーヌ、そしてフランシュ-コンテまで、北部のブドウ栽培には重要な品種でした。現在世界で栽培されるムニエ種はほぼ全てシャンパーニュ地方にあり、この地方の栽培面積の32%を占めています。石灰質粘土の土壌に特によく適応し、ムニエ種は厳しい気候条件にも順応します。冬の霜にも強い方で、春の霜の後のブドウの実りも十分に良く、発芽が遅く早熟です。「田舎風」の品種、ムニエ種は日照が悪い区画や丘の麓でも栽培されます。房は一般的に小さめで、しまった円錐形をしています。青みがかった黒い粒で果皮は厚く、果肉と果汁は豊富です。豊かでフルーティなアロマの、酸味はほどほどで滑らかな丸みがあるワインが生まれます。スパークリングワインの生産には最適です。シャンパーニュ地方のピノ・ノワールやシャルドネにブレンドされ、ワインに丸みを与えます。

この品種の栽培地は ?

シャンパーニュ、トゥーレーヌ

 

モンドゥーズ種

この品種はサヴォワの栽培面積の12%を占め、粘土石灰質と小石の堆積土壌に合い、アルバンとサン・ジャン・ド・ラ・ポルトの2つのクリュに使われています。色が濃くタンニンも強い、スパイスや白胡椒、黒い果実(黒スグリ)のアロマを持っています。モンドゥーズ種のワインは長く熟成でき、10年を越えてもいいでしょう。

この品種の栽培地は ?

サヴォワ

ムールヴェードル種

Photo Institut Français de la Vigne et du Vin. 14世紀のプロヴァンス地方を原産とするムールヴェードル種は、スペインでとても広く普及しました。おそらく、プロヴァンス地方がカタロニアの統治下にあったためだと思われます。今日フランスでは9,200ヘクタールの栽培面積をもち、プロヴァンス地方やラングドック-ルシヨン地方での重要な品種とされています。熟期が遅く、十分に成熟させるのに温暖な秋を必要とするため、カシス、バンドール、コート・ド・プロヴァンスなど沿岸のぶどう畑が必然的に適しているとされています。ムールヴェードル種の収穫量は低く、締まったタンニンをもつ濃厚なぶどうを生産します。そのため、ワインに骨組みを与える目的でよくブレンドに使用されます。深みのある色合いをもち、バンドールAOC赤ワインのように、熟成に非常に向いています。アロマの主な特徴は、胡椒、ジビエ、トリュフ、黒い果実です。全世界で栽培されているムールヴェードル種120,000ヘクタールのうち、90%がスペインで栽培されています。

この品種の栽培地は ?

ラングドック-ルシヨン、プロヴァンス、ヴァレ・デュ・ローヌ

 

ネグレット種

ネグレット種はとても古い、地方の品種のひとつで、南西地方原産のプリュヌラール種やコット種と同様、ヨーロッパブドウのコトイド科に属します。早く発芽し、小さく締まって色の濃い房をつけ、うどん粉病や腐敗病に弱いこともあります。その用途は広く、ネグレット種からはフルーティーで、スミレの香水や動物臭(革の香り)を思わせるアロマのあるワインが造られます。フランスでは2011年には1,200haが栽培され、トゥールーズ近くのフロントンのワインの主要品種です。この品種からは若いうちに飲まれるフルーティーなロゼや赤ワインが造られ、また熟成できるワインは「オート・エクスプレッション」と呼ばれています。

この品種の栽培地は ?

南西地方

ニエルッキオ種(または、ニエルッチュ種)

パトリモニオのワインの評判を高めたニエルッキオ種、今日では数多くの他のアペラシオンにも使われています。「サンジョヴェーゼ種」(キャンティ地方)の親戚種であり、コルシカではニエルッチュと呼ばれています。「ニエル」は「黒い、暗い、固い」という意味です。コルシカの主要品種であり、ブドウ栽培地の35%、約2,000 haを占めます。乾燥に強くやせた土地にもよく適応します。ニエルッチュ種は「ウサギの毛皮や甘草の香り」を持ち、アロマは小さな赤い果実、時には微妙な木の香りもします。熟成すると動物的な香りもある、スパイスを思わせるアロマを放ちます。口に含むと、丸く厚みがあり、ほどよくアロマが残る、肉付きがよく骨格のある味わいです。ニエルッチュ種からは、明るいピンク色の、フルーティーで繊細で優雅な高品質のワインが造られます。

この品種の栽培地は ?

コルシカ

ピノ・ドニス種

グロローのように、ピノ・ドニス種はかつてその生産性の高さから栽培されていましたが、栽培が難しくアルコール度も低いこの品種は、次第にカベルネ・フランに植え替えられ、現在では少数派です。それでもなお、強い口当たりと胡椒のような特徴的なアロマによって興味深い品種になっており、コトー・デュ・ロワールのワインの特色を作っています。

この品種の栽培地は ?
ヴァル・ド・ロワール

ピノ・ノワール種

ローマ人の侵入以前にゴール人によってすでに栽培されていたピノ・ノワール種は、常にブルゴーニュ地方の代表的なワインとして定着しています。その後も アルザス地方を始め、ドイツやスペインの最も涼しい場所や、アメリカ・オレゴン州などでも栽培されるようになりました。繊細で、霜や病気の影響を受けやすく、早熟なピノ・ノワール種は、非常に優れているのと同時に気難しい子どものような存在だと言えます。ブルゴーニュ地方の気候はピノ・ノワール種には理想的で、複雑でバランスの取れた豊かなアロマをもつ素晴らしいワインが生産されています。また、ブルゴーニュ地方とアルザス地方の赤ワインの唯一の品種であり、驚くほど様々な味わいの表現を作り出します。全世界で栽培が行われ ている88,000ヘクタールのうち30,700ヘクタールをフランスが占め、フランスはピノ・ノワール種の世界最大の生産地です。そのガーネット色は、南仏の品種ほど色が濃くはありませんが、長く続くその後味と繊細なアロマから、非常に人気の高い品種です。小さな赤い果実、さくらんぼ、バラやスミレ、森の下草、そしてスパイスを思わせるアロマをもつピノ・ノワール種は、間違いなく満足できるワインになります。軽く柔らかなタンニンと優しくシルキーな舌触りのこの品種のワインは、とてもよく熟成し、食事でもワイン・テイスティングでも楽しむことができます。

この品種の栽培地は ?

アルザス、ブルゴーニュ、シャンパーニュ,ジュラ-サヴォワ、ラングドック-ルシヨン、ヴァル・ド・ロワール

プールサール種

プールサールはジュラのブドウ畑の土着品種で、プルーサール種とも呼ばれます。2011年のフランスでの栽培面積は305 haで、セニエ法で造られる明るいピンク色のロゼワインや、マセラシオン(浸漬)による色鮮やかなローブの赤ワインが生産されています。スパイスのアクセントのある繊細なアロマによって、やわらかな香りです。味わいは複雑で、年月とともに熟成します。

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ジュラ

スキアカレロ種

コルシカの赤ワイン品種の中で最もボディがある品種で、島内でのみ栽培され、他所では見つかりません。その品種名は「歯ざわり」を意味し、その歯応えのあるブドウ果肉を暗示したものです。コルシカの花崗岩質土壌で育つことによって見事な味わいの表現をもち、アジャクシオからサルテーヌにかけた島の西側で広く栽培されています。地中海の太陽のもとで十分に熟し、丸みのあるタンニンと胡椒やスパイス風味のアロマを持つ優雅で力強いワインを造り出します。約900ヘクタールが栽培されています。

この品種の栽培地は ?

コルシカ

シラー種

言い伝えでは、シラー種は1224年にイランのシラーズからの長旅を終えた十字軍によって持ち帰られたとされています。実際のところ、現在では遺伝子の研究から、ヴァレ・デュ・ローヌ北部の古い品種、モンドゥーズ種とデュレザ種が、シラー種の「両親」であることが解っています、伝説には残念ですが・・・。そして今でも、起源の地であるヴァレ・デュ・ローヌ地方に適応し、広く栽培されています。あまり収穫量が高くなく、熟期が遅いシラー種は、例えばコート・ロティの急斜面のような、やせて乾いた土壌でよく育ち、ローヌの気候がシラー種に非常に適しているとされています。シラー種の栽培は、近年フランス国内で大幅に高まっており、現在栽培面積は66,411ヘクタールにものぼり、ヴァレ・デュ・ローヌ地方からラングドック地方やプロヴァンス地方へと拡がっています。シラー種から造られる深みのある色のワインは、スミレ、ブラックベリーやブルーベリーを思わせるそのスモーキーでピリッとしたアロマが印象づけられます。その見事にバランスの取れた力強くまろやかなタンニンは、ワイン通をも魅了します。近年フランスでは全世界の約70%に及ぶシラー種の栽培が行われています。

 

この品種の栽培地は ?

ラングドック-ルシヨン、プロヴァンス、南西地方、ヴァレ・デュ・ローヌ

タナ種

長い間、このタンニンの強いブドウ品種は、南西地方のワインが素朴で粗野だと評価される原因となった品種だとされてきました。しかし、ワイン造り技術の進歩と、とりわけ、情熱的で意欲的なワイン生産者たちの努力によって、タナ種は気品あるぶどう品種としてその評判を取り戻しました。この生命力旺盛な品種は、深い色合いをもつ力強いワインを造りだし、抑えられたタンニンは、今日ではより丸みを感じさせ、高い長期熟成能力を示しています。タナ種は、ピレネー山脈ふもとのマディラン・アペラシオンの代表的品種とされていますが、隣接するイルレギーやテュルサン、サン・モンのAOCでもその栽培されています。

この品種の栽培地は ?

南西地方

トルソー種

Photo Institut Français de la Vigne et du Vin. 2011年のフランスでの栽培面積は174 ha、ジュラ原産のこの品種は、ポルトガルではバスタルドの名で知られています。プティ・ヴェルド種とデュラ種の交配種ですから、フランスの南西地方の原産であるかも知れません。香りは、イチゴ、ブラックベリーまたはプルーンのような、赤い果実や野生の黒い果実のアロマで、スパイシーで軽くピリッとしています。タンニンは柔らかで繊細です。その濃い黒の果実は、丸みがあり、骨格がしっかりして長期間熟成するワインを造り出します。

この品種の栽培地は ?

ジュラ

 

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