フランスワイン:トップページ

2015年ミレジム:ロワール・サントル地区、前途有望な年に

01.04.2016

2015年ミレジム:ロワール・サントル地区、前途有望な年に

ロワールワイン委員会のプレスリリースより。

ロワールのサントル地区は、他の北部地区と同様に、ヴィンテージの影響を強く受ける。2015年もその例にもれず、特別な天候条件が、純粋なアロマを持つワインを生み出した。

ぶどうの栽培シーズン:2014-15年の冬は、特別な特徴はなく、この100年間で最も寒くない冬の一つに数えられるものであった。冬の始まりは暖かく、真冬の2月はかなり寒かったが、凍結の期間はなく、3月は例年並みであった。冬の期間の降水量は、2月末までに例年を上回り、春の初めの表土と下土の保水量の回復に役立った。

植物的生長サイクルの始まりはわずかに遅れていたが、4月8日からのとても暖かな気温ですぐに追いついた。4月の気温が暖かったことと、土壌に適切な保水量があったおかげで、発芽は一様に明確に進んだ。太陽に恵まれた日が続いたが、4月の最後の週は気温が下がり、天候が悪化した。5月も涼しく、雨の中で始まったが、5月4日以降、春が戻り、再び春が去ることはなかった。早くに来た夏が長く続き、雨はめったに降らず、少なかった。5月20日に、サンセールの一部と、カンシー、ルイィにわずかに雹が降り、不穏な記憶がよぎった。ルイィでは一部に被害が出た。

開花は6月上旬、例年をわずかに上回る気温と少ない雨という好条件のもとで始まった。しかし、ソーヴィニヨン・ブランには花ぶるいが見られた。6月12日と14日に雨が降り、その後は乾燥していた。7月の最初の週から、ほとんど猛暑ともいえる気温が続いた。この乾燥の結果、水分不足の最初の兆候が、7月なかばに、樹齢の若い区画に見られた。その他の区画では、とても薄い緑色の葉が、その生長の遅れを現していた。

 色づきは8月初めに始まったが、乾燥していたことがブレーキとなり、とてもゆっくりと進んだ。8月半ばに雨が降り、この流れを止めた。その後の色づきは素早く終わった。この乾燥した状況の中で、病虫害は自然に抑制された。ウドンコ病が見られたが、生産者らが最大の注意を払い、被害を防いだ。

 成熟:ぶどうの成熟の条件はとても良かった。夏の天候条件から、果実は小さく、酸がかなり少ないことが予想されたが、その通りの結果となった。8月末の雨は、あと少しの水分を必要としていたぶどう樹にとっては恵みとなった。果実は最後に大きくなった。この雨が、成熟を止めることはほとんどなかった。糖分は急速に増え、酸の減少は続いた。ぶどうの成熟、そしてフェノール類の成熟は素早く進んだ。ぶどう畑の衛生状態が素晴らしく良かったので、収穫日は、果実を食べてみて、ぶどうのすべての要素の調和が取れていることだけを考えて決めることができた。

 収穫:収穫は、まずルイィのピノ・グリが9月7日、穏やかなうちに始まった。他のAOCのソーヴィニヨン・ブランは9月14日から収穫された。黒ぶどうの大半は、9月17~20日に収穫された。9月のにわか雨も、生産者の意欲を欠くことなく、かえってこの雨は、とても厚くなっていた果皮を洗練させることとなった。

 ヴィンテージの最初の印象:ぶどうの果汁は、アロマの純粋さを感じさせた。これが、2015年の特徴の一つとなるであろう。 白ワインは、エレガントで、たっぷりとしていて、白い果実の複雑なアロマを見せている。味わいは濃密で、暖かく、爽やかな酸味により完璧にバランスが取れている。ロゼは、ピンクの大理石の色からサーモン色まで、近年のヴィンテージよりも、色が際立っている。香りは、果実が主体である(ピンクグレープフルーツ、キイチゴ)。

 赤ワインは、きれいなルビー色。フレッシュな果実(イチゴ、チェリー、キイチゴ)が花のようなニュアンスに彩られたアロマを見せている。タンニンは、よく熟したことを反映して、絹のように滑らかで丸みがあり、爽やかさとエレガンスが感じられる。2015年は良いヴィンテージで、すでにとても味わい深く、太陽に恵まれた他の年と同様、若々しいその特徴を長く保つであろう。

 ファブリス・ドゥセFabrice DOUCET (SICAVAC)

プレスお問い合わせ : Benoît ROUMET - benoit.roumet@vins-centre-loire.com

フランスワインを
発見して下さい

ようこそ

国と出生年を選んで下さい

必須事項